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今年はオーダースーツよりシャツジャケット

この秋、女性の間で「コーディガン」が流行っていますね。横浜でもよく
お見かけします。
「カーディガン」と「コート」でコーディガン。
「カーじゃなくてコー!」
CMでも説明してくれてますね(笑)。

同じくここ横浜でこの夏あたりから僕が気になっているファッションが
男性の来ている「シャツジャケット」。
クールビズが浸透して移行、ビジネスファッションもみなさん工夫して
いらっしゃいますが、そこで活躍してくれるアイテムがこの
シャツジャケットなんですよね。

一応解説いたしますと、シャツジャケットとはシャツの素材で作った
ジャケットのこと。また、アウターとして着るようなシャツのことも
シャツジャケットと呼んだりもするようです。
コーディガンよりひねりのないわかりやすい名前ですね(笑)。

わが社の横浜支店でも、この夏はテーラードタイプのシャツジャケットを
羽織る社員がちらほらいて、僕も買おうか迷っていたのですが、個人的
には秋にこそ使えるアイテムなのではないかと思っています。

シャツ素材というと薄地を想像しがちですが、冬用のシャツジャケット
というのもしっかり存在していまして、ネル素材のものや、中綿を入れて
テーラードタイプに仕上げた完全にアウターデザインのあったか
シャツジャケットもあります。

しかしまだ秋はコートは要らないので、ちょうど良いのではないかと。
シャツだけだと寒いですしね。

例年は今頃、いつものオーダースーツ店に秋冬モノのオーダースーツを
お願いしている時期なのですが、今年はスーツ寄りのシャツジャケットを
明日の仕事帰りに注文してこようと思います。

横浜の裏道テーラー

東京にはもっとたくさんのオーダースーツのお店があるのでしょうが、
もちろん僕の街横浜にも有名店から昔ながらの個人店まで、いくつもの
オーダースーツのお店が存在します。
つい最近も家の近くを歩いていたときに、普段からよく行くスーパーの
裏通りを入ったあたりに「テーラー」の看板が。
オーダースーツ店というより、普通の一軒家の一階部分を受付兼
作業場にしているようなところで、決して広い作りではありません。
真ん前を通ったときに少し覗いてみると、60代くらいのおやじさんが
ひとり何やら縫物をしていました。きっと彼がここのテーラーなの
でしょう。
2人も3人もで分業するような規模ではなさそうなので、おそらくこの
おやじさんがずっと1人でやってきたのでしょう。
眼鏡をかけて背を丸めた姿からは、職人の貫禄とか年を重ねた味
のようなものがただよっていました。
横浜の中でも繁華街ではないので、こんなところに来てわざわざ
オーダースーツを注文するお客さんがいるのだろうか?
そもそも採寸するようなスペースすらなさそうだけど、どこでサイズ
測っているのか?
など、店を見た瞬間にさまざまな疑問が浮かびましたが、ウィンドウ
にはサイズ直しに関する張り紙がたくさん貼られていたので、
おそらく注文のほとんどはオーダースーツではなくさまざまな服の
サイズを直す依頼なのだろうと思われます。
何の職人さんでもそうですが、跡取りがいなくて閉めてしまう店が
横浜にもたくさんあります。
ここのおやじさんに跡取りはいるのだろうか?
一番の疑問というか心配はそこだったのですが、ウィンドウから見える
おやじさんの穏やかな作業風景を見たら、そんなことどうでも良い
と思いました。